ルテインは白内障、緑内障の予防に効果的?
現代人は、目を酷使する環境で生活をしているため、慢性的な眼精疲労に悩まされている人が増えています。
白内障や緑内障は、以前はある程度の年齢になってから発症することが多かったですが、現代は比較的若い年代の人もかかる可能性があります。
ルテインは白内障の予防に効果が期待できます!
ルテインは、野菜や果物、海藻類などに含まれている色素のことでカロチノイドの一種です。
ルテインは、人体の水晶体にも含まれている成分で、不足すると白内障などの眼病の原因になってしまいます。
ケールやほうれん草などに豊富に含まれていますが、一日に必要な量を摂取するのは難しいため、サプリメント類で補うようにすると良いでしょう。
ブルーベリーには、紫色の色素のアントシアニンが豊富に含まれており、優れた抗酸化作用があるため、目の疲れやかすみを改善する働きがあります。
ルテインは、抗酸化作用に優れているため、眼精疲労を改善したり、眼病を予防する働きがあります。
緑内障とはどんな病気?
緑内障は眼圧が上昇することで視神経を圧迫して、少しずつ視野が欠けてくる病気で、進行をすると失明をする可能性があります。
40代以降の年齢の人がかかりやすく、眼科では内服薬や点眼薬のよる治療が中心になってきます。
進行をすると外科的な手術が必要になる場合があります。
緑内障は遺伝的な要因もあるため、両親や祖父母などに同じ病気の人がいるとかかりやすくなります。
白内障は、水晶体や視神経の柔軟性がなくなってきて、水晶体が白濁することで、視力が低下してくる病気です。
初期の段階では、自覚症状がほとんどないため、定期的に眼科に通院をして、眼底検査や眼圧検査、視力検査などを受けるようにしましょう。
白内障、緑内障の予防には定期検診と普段からルテインを補うことが効果的です
ブルーベリーのサプリメントは、ルテインの成分が含まれた商品も販売されており、眼精疲労を改善する効果があります。
医薬品ではなく、サプリメントなので作用が緩やかになっていますし、一度欠けてしまった視野は戻すことは出来ません。
ルテインは医薬品ではないため、病気を治す効果はありませんが、普段から摂取をすることで、眼病を予防する効果は期待できます。
普段の生活では、目の疲れを感じた時はパソコンやタブレット、スマートフォンなどの使用を控えるようにしましょう。
20代や30代の人もまだ若いからと油断はせずに、定期的に眼科で検診を受けるようにしましょう。
内服薬や点眼の治療を受けることで、病気の進行を遅らせることができますが、日常生活に支障をきたすため、普段から予防を心掛けることが大事です。