ビルベリーに含まれるアントシアニンの種類と効能
アントシアニンは目によい成分として知られており、赤色の果物や野菜に多く含まれています。
ブルーベリー、カシス、紫キャベツ、紫イモなどの色素はすべてそうです。
それぞれの食材によりアントシアニンの種類は異なり、カシスは4種類、紫イモは8種類ですが、ビルベリーやブルーベリーは15種類と圧倒的です。
抗酸化作用が他の食品と比べて群を抜いており、さらに亜鉛・マンガンなどのミネラルも豊富に含まれています。
総合栄養食と言えるほど栄養価が高く、特に目の健康維持・疾病予防に非常に効果的です。
健康維持のためにアントシアニンを摂取するときは、サプリメントを使用するのが基本です。
毎日同じ食材をコンスタントに摂取することは難しく、途中で食べ飽きてしまうものです。
サプリメントなら水・ぬるま湯で流し込むだけなので手間も時間もかかりません。
ブルーベリーを圧倒する栄養価の高さを誇るビルベリー
含有量にこだわるなら、ビルベリーを選ぶことをおすすめします。
ブルーベリーと非常に似ており近縁に属しますが、栄養価に大きな差があります。
より果肉の色が濃くて、濃厚な味わいがあるのが特徴です。
ブルーベリーの果肉と比べてみると、その差は歴然です。
眼精疲労・かすみ目の解消、健康維持のために飲むならば、絶対にビルベリーのほうがいいのです。
ビルベリーのアントシアニンの構造は、アントシアニジンと糖が結びついたものです。
デルフィニジンとシアニジンを多く含んでおり、特に抗酸化力が高いのです。
ビルベリーの抽出物であるビルベロンには、ブルーベリーの2倍を超えるアントシアニンが含まれています。
ビルベリーと同じ抗酸化作用を期待するには野菜の場合、1日 350gも摂る必要があります
抗酸化力が高いほど、活性酸素を除去する作用に優れています。
目の疲れ、肌トラブル、メタボなど、多くの症状は活性酸素により引き起こされます。
活性酸素を除去するためには、野菜・果物を大量に食べる必要がありますが、毎日続けるのは困難です。
野菜の場合ですと、1日の目安量は350g以上にもなるのです。
抗酸化成分を効率よく摂取するためには、ビルベリーを摂取するのが理想的なのです。
摂取することで期待できるメリットには、疲れ目の解消、メタボの予防、血流の促進、コラーゲンの安定、炎症の軽減、アンチエイジングなどです。
慢性的な不調の原因の多くは、活性酸素による身体へのダメージによるものです。
身体のバリア機能が低下していれば、様々な病気にかかりやすくなります。
生活習慣病を予防するためにもビルベリーは効果的なのです。
果物由来の成分なので、ずっと飲み続けても副作用などのデメリットを気にする必要はありません。